今晩は施工管理担当の広瀬です。
今回は・機械換気をご紹介いたします。
室内の換気方法には、自然換気と機械換気とがあります。今回ご紹介するのは、機械換気になります。
一般的には、コスト的にも自然換気システムが主流ですが、 断熱性能が格段にUPした昨今では、機械換気を使用する事で、さらに快適な室内空間を実現できると、思われます。
*機械換気
機械換気第一種熱交換型セントラル換気システムです。第一種とは、給気と排気を機械で制御し、計画的な換気を可能にします。 熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替えます。 近年では住宅の高気密高断熱化が進んでおり、そのような高性能の住宅にふさわしい換気はやはり第一種熱交換型といえます。 熱回収された新鮮な空気がダクトレスで吸気され床下空間に充満。 室内給気口床面に設置された給気口から居室内に給気。室内排気口ドアのアンダーカットや吹き抜けを通り、各居室に設置された排気口より排気
設置例

上図のように、各部屋ごとの自然換気とは違い、一台の機械から家中すべての換気を行うことが出来ます。
メリットとして、花粉、黄砂、ほこり等の侵入をシャットアウトしてくれる事です。花粉症の方には、嬉しいかぎりですね! さらにエアコンのスイッチを一度ONにし適温になったらOFFにしても家中の温度が一定時間持続します。 (断熱材やサッシ等の種類によって異なります。)
使い方によっては、冬でも夏でもTシャツ一枚ですごせるかもです。
デメリットとしては、導入価格が若干高い事と、フィルター等のゴミをこまめに掃除しなければならない事です。