冬に多い家でのトラブルと対応Ⅱ

こんにちは!ギャブハウス真岡の長瀬です。

前回はヒートショックについて書かせていただきました。今回は結露の発生について書かせていただきます。

木造住宅の大敵と言われる結露。外気温が下がる北陸・新潟の冬は一年で最も結露が発生しやすい時期です。最近の木造住宅では気密性が向上したことや、外壁や天井裏に断熱材が敷かれているため、結露が発生しやすい構造にもなっています。一度結露した木材が乾燥するまでには時間がかかり、日の当たりにくい場所はさらに乾燥しにくいためカビ等の菌が発生しやすくなります。症状が進むと、建築材料が腐り住まいの寿命を縮めてしまいます。また、結露の影響は住宅だけでなく、家に住む人にも与えます。結露から発生するカビは人の健康にも影響を与えます。例えば、カビは呼吸器疾患を引き起こす原因として認識されています。子どもの場合は、気管支喘息、高齢者なら肺炎が代表的な例です。

結露は外気温の低さや換気が足りないことが原因で発生します。対処法としては室内の最適な環境の目安「温度20℃、湿度50%程度」に保つことです。「温度20℃、湿度50%程度」の環境であれば、カビやダニが発生しにくくなります。カビ対策には、日の当たらない北側の部屋が特に重要です。冬にカビが生えやすいのは、北側の部屋に多いこともお忘れなく。

簡単にですが結露対策について書かせていただきました。

また、お住まいの事でお困りなことがあればギャブハウス真岡の日光建設株式会社までお問合せください!(^^)!