こんにちは。ギャブハウス真岡の刈部です。
今回は、トリプルサッシのメリット・デメリットについてお話しします。
トリプルサッシとは3枚のガラスと2つの空気層のある構造をしたサッシのことをいい、空気層には、空気やアルゴンガス、クリプトンガスが封入されています。
トリプルサッシのメリットは3つあります。
1つ目は、断熱性の高さです。
トリプルサッシによく封入されているアルゴンガスやクリプトンガスは空気よりも断熱性が高いためペアガラスに比べて熱伝導率が低い特徴があります。
また、窓の断熱性が高いことで結露の発生を抑制することができます。
2つ目は、冷暖房費を抑えることができることです。
トリプルサッシは、断熱性が高いため外の気温が伝わりにくく冷暖房の稼働を抑え光熱費を節約することができます。
3つ目は、防音効果があることです。
トリプルサッシは3枚のガラスに加えて空気層にガスが充満しているため、音を伝えにくい特徴があります。
そのため、室内の音が漏れにくいだけでなく、大通りに面していたり、近くに線路があるなどで周囲の音が気なる人にとっては大きなメリットといえます。
次にトリプルサッシのデメリットについて3つお話しします。
1つ目は、費用が高いことです。
トリプルサッシはペアガラスのサッシに比べてひようが大きく高いため光熱費の削減や防音効果がきちんと導入費用に見合っているのかを検討する必要があります。
2つ目は、サッシが重いことです。
トリプルサッシは名前の通り3枚のガラスを使っているため重量があります。
特に女性や高齢者の方は開け閉めに苦労する可能性があります。
3つ目は、耐用年数が短いことです。
トリプルサッシは耐用年数が短いです。10年〜30年でダメになると言われており、窓のパッキンに関しては10ほどで劣化が始まります。
空気層の空気やガスが抜けて性能が低下してしまうため、30年も経てば大幅に性能が下がります。
導入費用も高いため早い段階で性能が下がってしまうことに後悔する方もいるかもしれません。
以上、トリプルサッシについてのお話でした。